FXのテクニカル分析はあくまで傾向への対策方法へのひとつ
FXトレードは、指標をたくさん知っていれば、はたまた複雑な分析をすれば、世界経済を勉強すれば勝てるというものではありません。
そんなことは百も承知でしょう。過去に対して熱心に勉強をすることは、優位性を追求するという意味では良いことでありますが、それだけでは。継続して勝ち続けられるトレーダー”にはなれないのです。
実際の社会では、自分がこれまで積み重ねてきた成果や経験などに自信をもつことも必要とされますが、残念ながら市場では真逆。つまり、トレーダーの過去というものは、市場にとっては不問の事実にすぎません。
テクニカル分析はあくまで傾向への対策方法のひとつとして先を示すものであって、優位性があるというだけで、絶対的な保証はありませんし、不確実性をおおいに含んでいるといって間違いはありません。
その事実には首を縦に振るしかないはずです。それにも関わらず、予定通りロスカットができずに、損失がふくらむ、利益確定が早くて、想定よりも利益が伸ばせないといった悩みを抱いている方は非常に多いです。
そういった方は、不確実な方向指示器に期待を寄せすぎている、あるいはすがっていると見受けられてしまいます。